2008年09月21日

土曜シネマ クラス・ルーヴル

五反田、大日本印刷ビルにあるルーヴルDNPで開催された土曜シネマ「クラス・ルーヴル(CLASSE LOUVRE)」を観にいってきました。
5月から月に一度土曜日に開催されていたこの土曜シネマはルーヴルDNPでの作品鑑賞と同じくなんと!?無料。ずっといきたいと思っていたのが予定があわず、最終回の本日観て来ました。

内容は、パリにある高校の第一学年にある「ルーヴル・クラス」というクラスでのドキュメンタリー。ルーヴル美術館に行って絵の解説を聞いたり、英語や他の言語の授業でもルーヴル美術館の作品をトピックスに挙げていたりと、ルーヴル美術館と非常に関連の深いクラスです。

このクラスでは、年度の終わりに生徒がそれぞれ選んだ作品に関して作品の前で(もちろんルーヴル美術館の中です。私だったらどの作品にしようかなぁ。)歴史や技法や自分の考えなどを発表する場があって、その日は両親や友達などを招待してみんなの前で発表します。そのときのドキドキもかなりリアルに伝わってくるのですが、その発表会に向けての準備の様子や普段の授業の様子なども非常に興味深かったです。ひとつの絵に関してどう思うかの意見を出し合ったり、どちらの絵がすぐれているのか、それはなぜかといったことで討論したり。

もうひとつ印象に残っているのは、作文を添削して生徒ひとりひとりに先生が返却するシーン。少人数制ということももちろんあるのでしょうが、ひとりひとりに文章の書き方、表現の仕方についてアドバイスしていきます。内容そのものだけでなく、文章表現の個性みたいなところにまで添削されているのに驚きました。さすがです。バカロレア(フランスで大学の入学資格を取るために受けなければいけない試験)で例えば哲学の試験だと3問中1問を選んで4時間以内に論述する・・・というようなのをクリアしなければならないので、高校教育でもそれらを意識しているのですね。

フィンランドメソッドでもある、キーワードから連想して展開させていくのがありますが、思考力を伸ばすだけでなく、議論することで「考える」力を伸ばすのっていいなと思いました。そういう意味でいうと、ワークショップなんかで「手を動かす」+チームでつくるために「議論する」というのはいいなということになりますね。


あ、ちなみにルーヴル美術館に関するドキュメンタリーといえば、ニコラ・フィリベールの「ルーヴル美術館の秘密」もオススメです。


ルーヴルDNP「クラス・ルーヴル」


  
ラベル:フランス
posted by える at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アートのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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